カメムシ大量発生の原因は!予防や退治方法も。
今年はとんでもなく「カメムシ」が大量発生している様です。
洗濯物にへばりついて強烈な臭いを出す「カメムシ」は嫌ですよね。
この厄介者の「カメムシ」が今年は大量発生してる原因と予防と退治方法について調べてみました。
最後まで読んでね~♪
大量発生の原因
何故今年は「カメムシ」が大量発生してるのか?
夜になるとマンションの壁にぎっしりへばり付いてるカメムシに鳥肌が・・・
専門家は梅雨明けが早かった点と、「果樹カメムシ」発生の表年に当る事を指摘してます。
カメムシは1年おきに発生数が増減する傾向があり、今年は数が多い「表年」で、梅雨明けが記録的に早かったことも影響し、地域によっては過去10年で最も増えているとのこと。
また、カメムシは産卵から孵化まで約10日間と非常に早いのも大量発生の原因になってる様です。
稲や果物への被害も懸念されるため、24都道府県でが農家向けに「カメムシ注意報」を発表しました。
今後、各家庭でも洗濯物にへばりついて強烈な臭いを発生するカメムシを見かける回数が増えそうですね。
カメムシ大量発生中。#カメムシ#大量発生 pic.twitter.com/MLcF5PPsdw
— kiyo⏳ (@kiyotakekiyo) September 28, 2023
「カメムシ」の種類とあの悪臭
「カメムシ」大きく分類すると稲につく「斑点米カメムシ」果実全般につく「果樹カメムシ」です。
「果樹カメムシ」は発生数が陽年で増減すると言われており、このカメムシに果実を吸われると変色したりデコボコになってしまいます。
「斑点米カメムシ」は稲の葉や茎から汁を吸うほか、若い籾から汁を吸う。吸われた稲は、収穫後米粒が茶色になり斑点米とされ値段が安くなってしまいます。
それで、これらの「カメムシ」は農林水産省によって指定有害動物に指定されています。
「カメムシ」は悪臭を放つことから、一般には不快害虫とされています。
夜に明かりに向かって飛んでくる習性を持つため、人家の明かりに反応し家屋に侵入することが多々あります。
また、人家で集団越冬を迎える種もおり、悪臭被害の原因となり、1990年頃から、南日本でアオカメ類を中心とする大発生が数度にわたってあり、農業被害とともに、人家に大量に飛び込む事例が報告されました。
カメムシは、腹面にある臭線から悪臭を伴う分泌液を飛散させます。この液には敵の攻撃など外部からの刺激を受けると分泌され、捕食者に対しての防御であると考えられています。
群れでいるカメムシの場合は1匹が臭いを発すると、周辺一帯のカメムシが逃げ出す現象があります。高濃度のカメムシの悪臭は、仲間に対しては警報の役割を果たしています。
カメムシの分泌液は、カメムシ自身にとっても化学的には有害です。
瓶の中にカメムシを入れ、つついて臭いを出させた後で蓋を閉めておくと失神したり放置すると死んでしまうこともあります。
「カメムシ」の悪臭は臭いを放つだけでなく、分泌物で皮膚炎を引き起こす事もあるので十分注意が必要です。
「カメムシ」の予防と退治
上記に有る様にカメムシは家屋で越冬する事が多くサッシの隙間や雨戸の隙などによく居ます。
窓の開閉管理をしっかりして網戸の設置し、外壁や窓枠、換気口周りにエアゾールを噴霧し虫を寄せ付けないようしましょう。
それでも、室内に侵入してしまったカメムシには、下記の商品の様なエアゾールを直接噴霧して駆除しましょう。
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部屋内の進入を防ぐ為の予防には、下記の様にカメムシが近寄らない様に予防できる、忌避剤の商品が有効です。
これらの商品ではカメムシ側が嫌がって近寄りませんので、殺虫剤の様に死骸の後始末は必要ありませんのでお勧めです。
・国産ハッカ使用で無害で安心
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・天然植物抽出成分で安心。ゲルタイプでこぼれないで長持ち
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最後に
カメムシが大量に発生してる原因は、梅雨明けが早かった事など、気候的な原因が大きい事と、大量発生の表年によることが原因の様です。
カメムシの退治には市販の殺虫剤や予防剤が最近では多く販売されてるので利用すればいいでしょう。
青森県では「カメムシが大量発生した年の冬は大雪になる」と言い伝えられているらしく今年は寒冬になるかもですね。