皆さんは岡山県津山地方の「そずり鍋」をご存じでしょうか?
「そぞり鍋」は津山地方の冬の名物と言われる郷土料理の一つです。
寒い冬に体を暖めるご当地鍋として昔から岡山県北部の津山地方で食べられてきた郷土料理です。
今回、この「そずり鍋」を秘密のケンミンショーでも取り上げられる様です。
「そずり鍋」とは?
津山の郷土料理「そずり鍋」とは一言でいうと、そずり肉を野菜と一緒に煮込んだ鍋のことです。
”そずり”とは津山の方言で「そぎ落とす」と言う意味で、骨からそぎ落とした肉を使う事からこの名前が付きました。
そずり鍋の特徴は、そずり肉をあっさり醤油ベースの出汁に入れ、ごぼうやニラ、豆腐などと一緒にとろとろになるまで煮込んで食べます。
見た目はすき焼きに似ていますが、すき焼きよりもあっさりとした味わいです。
そずり肉はどこの部位?
津山地方の肉屋さんでは普通にそずり肉を売っていますが、一般的にはどの部位の肉なんでしょう?
見た目では全く分かりませんでしたが、調べてみると「すねの骨やあばらの骨などあらゆる骨の周りについてる肉」との事です。
その骨の周りについた肉をそぎ落としたものが「そずり肉」です。
それらの骨の周りについてる肉ですから、どちらかと言うと固い肉が多いんですが、煮込むと良い出汁が出て肉の旨味が増すのです。
地元津山市の飲食店ではあらゆるお店で「そずり鍋」を扱っている本当のソウルフードと言えます。
「そずり鍋」の作り方
- そずり 肉500g
- 白菜 1/4カット
- 白ネギ 1本
- えのき 1袋
- しめじ 1袋
- 大根 1/3本
- 豆腐 半丁
- お酒 200ml
- 濃口醤油 100ml
- うま味調味料 大さじ1
- 一味唐辛子 大さじ2
作り方
- 野菜を食べやすいサイズに切ります。大根は半月切りで火が通りやすいように出来るだけ薄めに。
- 鍋にお酒と濃口醤油を入れひと煮立ちをさせます。 (お酒は出来れば清酒で)
- お肉を入れ、その後火通りが悪い順番に野菜を入れます。
- 豆腐以外の食材全てを入れる。そして蓋をして、火が通るまで約10分間程度中火にかけます。
- 最後に豆腐を入れ豆腐に火が通れば、味の素、一味で味を調えて出来上がり。
鍋の締めにはうどんがとても美味しいですよ。
最後に
冬の岡山津山地方の名物郷土料理。
是非寒い冬の間に食べてみたいですよね。
ご自分で作るのも良いですが、本場の味を楽しむなら本物を食べて頂きたものです。
と、なればやはりネットで簡単に手に入ります。
✅こちら ⇓
|
秘密のケンミンショーでも取り上げられる津山の「そずり鍋」。
是非、ご賞味あれ!!!