ハローズ、高知県への進出を検討中──四国全域カバーへ前進か

24時間営業「エブリデイ・ロープライス」のスーパーマーケットハローズが、

高知にも出来るかも？

岡山県を拠点とし、中国・四国地方で店舗網を広げるスーパーマーケット

チェーン「ハローズ」が、高知県内への初出店を視野に調査を進めていること

が関係者の話で明らかになりました。

出店が実現すれば、四国4県すべてへの進出となり、同社の中期成長戦略の

要となる可能性があります。

今回の記事ではこの情報を深堀します。

では、最後まで見た下さいね♬

ハローズとは？──成長を続ける地域密着型スーパー

スーパーマーケット ハローズ公式サイトより

ハローズは岡山県に本社を置く食品スーパーマーケットで、広島・香川・

愛媛・徳島などで24時間営業・低価格戦略を掲げた店舗展開を進めています。

• 年間売上高：約2,700億円超（2024年現在）

• 店舗数：約110店舗以上

• 特徴：自社物流網を活用したローコストオペレーション、惣菜・生鮮品の強化

四国ではすでに香川・愛媛・徳島で複数展開しており、高知県は「未出店最後

の県」でした。

会社概要

全国の店舗

広島県

岡山県

香川県

愛媛県

徳島県

兵庫県

山口県

なぜ今、高知なのか？

ハローズの出店戦略は、人口規模よりも商圏密度と競合状況、物流効率の

バランスを重視するのが特徴です。

高知市を中心とした中核都市エリアには競合となる地場スーパー（サニーマー

トなど）が多数ありますが、ハローズはその中で“価格志向＋24時間営業”と

いう差別化でニーズを掘り起こす狙いと見られています。

また、物流拠点として坂出ロジステイックセンターを持ち、自社トラックに

よる広域配送体制の整備が進んだことで、愛媛・徳島から高知への物流展開も

現実的になってきています。

これにより四国エリアでは、26年2月期に徳島県で国分店を新設するなど

6店舗を出店し、既存7店舗を大改装の予定の様です。

地元への影響は？

進出が実現すれば、消費者にとっては選択肢の拡大と価格競争の活性化と

いうメリットがあります。

一方で、地場スーパーや個人商店には価格競争の激化という側面も。

また、雇用創出の一方で「パート時給相場への影響」なども注目される

可能性があります。

まとめ：生活スタイルを変える“ハローズの波”は、高知にも？

ハローズの進出は、単なるスーパーの新店オープンではなく、

地域の生活スタイルや購買意識そのものに変化をもたらすインパクトを

持っています。

「買い物は夜中でも当たり前」「惣菜を“夕食”に頼る」そんな新しい日常が、

高知でも始まる日が近づいているのかもしれません。