最近、「+80」から始まる見知らぬ番号からの着信があって不安になった…
という声がSNSや検索で急増しています。
「+80ってどこの国?」「出て大丈夫?」「詐欺じゃないの?」
こうした疑問を抱いたまま、誤って応答してしまった方も少なくありません。
実はこの「+80」、実在しない国番号である可能性が高く、
詐欺や迷惑電話の疑いがある番号として注意が必要です。
この記事では、「+80」からの電話の正体や危険性、そして絶対に
やってはいけない行動と、安全に対処する方法をわかりやすく解説します。
「+80」からの電話はどこから?
結論から言うと…
「+80」は実在する国番号ではありません。
国際電話で使われる「+国番号」は、国際電気通信連合(ITU)が
割り当てているものですが、2025年現在、
「+80」に割り当てられている国や地域は存在しません。
つまり、「+80」から始まる番号は、以下のような可能性が高いです。
考えられる3つの可能性
① 詐欺・スパム電話の可能性
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海外のIP電話などを使って番号を偽装しているケースが多発中
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金銭をだまし取る「振り込め詐欺型」や、折り返させて高額通話料を
狙う「ワン切り詐欺」も
② 表示の誤認やエラー
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「+800」や「+81(日本)」といった番号が
一部の端末やアプリで誤って+80と表示されることもあります
③ 自動音声や外国語のメッセージ
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出てみたら「中国語や英語の音声案内」→これは**詐欺に誘導する
ボイスフィッシング(音声版のフィッシング詐欺)**の可能性大!
絶対にやってはいけない3つのこと
❌ 電話に出る
→ 出たことで「この番号は使われている」と認識され、詐欺グループの
ターゲットリストに追加される可能性があります。
❌ 折り返す
→ 高額な国際通話料が発生する、または詐欺的な音声案内につながる
危険性があります。
❌ SMSや音声指示に従う
→ 個人情報や口座情報を入力してしまうと、被害に直結します。
かかってきたときの対処法
✅ とにかく無視・着信拒否
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出ない、かけ直さない、SMSにも反応しないのが原則!
✅ 番号をネットで検索
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「+80 電話番号」などで検索すると、迷惑報告や注意喚起が出ている
場合があります。
✅ 迷惑電話対策アプリを活用
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「Whoscall」や「迷惑電話ブロック(NTT)」など、スマホ用の
セキュリティアプリがおすすめ。
✅ 必要なら通報も
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不安な場合は警察相談窓口(#9110)や、通信会社のカスタマーセンター
へ連絡をお勧めします。
よくある質問(Q&A)
Q. 一度出てしまいました。どうすれば?
→ 会話をしていなければ問題はほぼありません。今後の着信をブロックしておきましょう。
Q. 誰かに番号を伝えてしまったかも…
→ 銀行や回線のキャリアに相談し、パスワードや暗証番号の変更を検討してください。
まとめ:+80からの電話は「無視」でOK!
問題の番号 | 対応方法 |
---|---|
+80で始まる電話番号 | 出ない・折り返さない・ブロック! |
「怪しいな…」と感じたら、その勘は正しいかもしれません。
知らない番号には出ない勇気が、あなたのスマホと情報を守ります。