紫外線対策におすすめの食べ物は何?!日焼け予防にはこの栄養素を!
紫外線などお肌のダメージが気になる季節…。
スキンケアはもちろんのこと、
内側からも対策できるといいですよね。
日焼け予防に効果的な栄養素は4つあります。
- ビタミンACE
- ポリフェノール
- リコピン
- β-カロテン
この4つの栄養素を意識して摂取すると、
日焼け予防に効果的ですよ。
では日焼け予防におすすめの栄養素をそれぞれ詳しく紹介します!
日焼け予防にはこの4つの栄養素!
日焼け予防には、
- ビタミンACE
- ポリフェノール
- リコピン
- β-カロテン
この4つの栄養素を摂取するのがおすすめです。
ではそれぞれの栄養素について詳しくみていきましょう。
① ビタミンACE(エース)
ビタミンACEとは、ビタミンA・C・Eの3つのビタミンの事です。
日焼けを予防するには“抗酸化作用”という活性酸素を除去する力が、
とても重要になってきます。
そこで、強い抗酸化作用をもつビタミンA・C・Eが紫外線対策には
ぴったりな栄養素というわけです!
それぞれのビタミンの働きについてみていきましょう。
ビタミンAには皮膚や粘膜を健康に保つ働きがあり、アンチエイジングにも
効果的なビタミンとされています。
ビタミンCはコラーゲンの生成を助け、肌に受けたダメージを
修復してくれる働きがあります。
ビタミンEは血行を良くし、皮膚や血管の老化を防いでくれます。
この3つのビタミンは強い抗酸化作用を持つことから、
日焼け予防に効果的なだけでなく、免疫力を高めてくれる栄養素として
風邪を引いたときなどにもおすすめでなんです!
まさにビタミンのエース(ACE)ですね♪
② ポリフェノール
ポリフェノールにも強い抗酸化作用があります。
ポリフェノールとは簡単に言えば苦味や色素の成分のことで、
細かく分類すると何千種類もあるそうです。
生活に身近で代表的なポリフェノールとして、
- カテキン
- カカオポリフェノール
- ルチン
などがあります。
③ リコピン
赤色の色素成分で、リコピンにも強い抗酸化作用があります。
また血流を改善し血行を良くしてくれる働きがあり、
日焼け予防にも日焼け後にもおすすめの栄養素です。
④ β-カロテン
β-カロテンも強い抗酸化作用があります。
しかしβ-カロテンのすごいところは、ほかにもあります。
なんとβ-カロテンは体内で必要な分だけビタミンAに変換されるんです!
変換された後はもちろんビタミンAとして効果を発揮し働いてくれます。
日焼け予防に効果的な食材ってどんなもの?
では具体的にどんな食材を食べるといいのかを紹介します!
① ビタミンACEを多く含む食材
ビタミンACEを多く含む食材として、
色の濃い野菜や果物、油脂類などが挙げられます。
ビタミンA | 人参・かぼちゃ・ほうれん草・レバー・うなぎetc |
ビタミンC | ピーマン・ブロッコリー・じゃがいも・果物etc |
ビタミンE | ナッツ類・油脂類・納豆・たらこetc |
1つの食材でビタミンACEをたっぷり含んでいるものは無く、
それぞれのビタミンを多く含む食材をまんべんなく食べるのが、
効率よく摂取する方法なようです。
また、ビタミンACEを摂取するにあたって注意点があります。
ビタミンAとEはビタミンCと違って水に溶けない性質を持つため、
摂取しすぎると過剰症になるリスクがあります。
特にビタミンAについては過剰症の注意があります。
サプリメントなどでビタミンAを摂取している場合は
特に過剰摂取に注意が必要です。
食生活においてもレバーやうなぎを週に何回も食べるなど、
習慣的に摂取している場合は過剰摂取になる恐れがあるようです。
② ポリフェノールを多く含む食材
ポリフェノールを多く含む食材として、
赤ワイン・ぶどう・緑茶・チョコレート・ココア・コーヒー
などが挙げられます。
中でもぶどうはだいたい6月頃からお店に並びだして、
8~10月頃が旬の時期だと言われているため、
まさに紫外線対策としても旬としてもぴったりの食材ですね!
また最近は高カカオポリフェノールが配合された、
ビターなチョコレートのラインナップも増えているので、
普段の間食を高カカオチョコに変えてみるのもいいかもしれません。
③ リコピンを多く含む食材
リコピンを多く含む食材にはトマト・スイカ・ピンクグレープフルーツ
などが挙げられます。
なかでもトマトはリコピンが非常に多く含まれているので、
リコピンを効率よく摂取するにはおすすめの食材です。
最近ではリコピンを多く含むように品種改良された、
赤味の強い“高リコピントマト”なんかも販売されているので、
日焼けや紫外線の気になる季節は高リコピントマトを
選んでみてもいいかもしれません。
④ β-カロテンを多く含む食材
β-カロテンを多く含む食材には、
にんじん・ほうれん草・春菊・南瓜などがあります。
β-カロテンは油と一緒に摂ることで吸収率が高くなるので、
調理方法としては炒め物や揚げ物がおすすめです。
またβ-カロテンは体内で必要な分だけビタミンAへと変換されますが、
β-カロテンをたくさん摂取してもビタミンAの過剰摂取の心配はないようです。
よくある紫外線対策のサプリメントは効果ある?
近頃ドラッグストアでも「飲む紫外線対策!」と謳ったサプリメント
なんかも販売されていますよね。
結論としては、どこまで効果が期待できるかは分からない・・・
というのが実際のようです。
配合されている成分も商品それぞれ異なっており、
中には1日分のビタミンACEを摂取できるものもありましたが、
AとEに関しては食生活によっては過剰症のリスクが気になります。
どんなサプリメントに関しても言えることですが、
あくまでも食事からの栄養の摂取を基本として考えて、
サプリメントは“食事の補助”であることを忘れないでおきましょう。
まとめ
日焼け予防に効果的な栄養素についてよく分かりましたね!
おすすめの食材には夏が旬のものが多くあり、
スーパーでも安価に手に入りやすく助かりますね。
普段の食事に上手に取り入れて、紫外線が気になる季節を乗り切りましょう!