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招集と召集は同じ意味?どう使い分ければいい?

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日本語は難しいですね。

先日のアジアカップをTVで見てる時に、実況を担当するアナウンサーが・・・

「○○選手は、今回のアジアカップに、日本代表としてショウシュウされました。」

と話してました。

この時の【ショウシュウ】って「召集」が正しいのか?、「招集」が正しいのか?

どっちが正解なんでしょう?

召集も招集も、人を集めるという点は同じですが、意味の違いはあるのでしょうか?

気になったので調べました。(暇か?^^)

最後まで見て下さいね♪

 

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召集の意味と使いかた

召集は「呼び出して集める」ことを意味します。

召集の「召(召す)」には、尊敬の意味が含まれており、身分や地位の高い人が自分より下の者を呼んで来させることを指します。

例えば、戦前の「赤紙」と呼ばれた召集令状は、在郷軍人や国民兵などを軍隊に呼び出して集めるために使われました。

国会を開く際には、内閣の助言と承認に基づいて衆参両議院に対して集まるよう命じる行為は、「天皇の国事行為」とされ、この場合にも「召集」が用いられます。

現在では、基本的に国会を開くときにだけ使用される言葉と言っても間違いはありません。

例文

・冷戦の時代には沢山の若者に召集令状が届いた。

・明日、臨時国会が召集される模様。

 

招集の意味と使い方

招集は「招き集める」ことを意味します。

「招集」の字は、対等な立場の者を集める際に使われます。

例えば、地方議会を開くために首長が議員を集める場合や、自衛隊で隊員を集める場合には、「招集」が使われます。

これらの場合は、天皇の行為ではないため、「招集」が適切です。

また、こちらの招集には強制力を持ちませんので、呼び出しに応えるかどうかはその個人の判断で決めれます。

 

例文

・プレゼン資料作成に関する会議には、スキルが高い物だけが招集されてた。

・明日、取締役会を招集する。

・急遽、営業会議の為、全営業担当が招集された。

 

召集と招集の類義語

召集の類義語には「徴集があります。

これは、人や物を強制的に呼び集めることを指します。

例えば、次のように使われます。

「来週の会議は、社員全員を徴集するよう社長に頼まれた。」

「資格の試験会場ではスマートフォンは徴集される。」

 

一方、招集の類義語には「招致」があります

これは、招き寄せる、招いて来てもらうことを意味します。

例えば・・・

「次回の世界大会は日本に招致する方針で進めたい。」

まとめ

召集と招集は、人を呼び集めるという点では同じ意味を持ちますが、その使い方には違いがあります。

召集は強制的な呼び出しであり、断れない場合が一般的であり、国会の開催などの特定の場面でのみ使用されます。

一方、招集は強制力がなく、どんな場面でも使用できます。

ビジネスシーンで選択する場合、一般的には招集の方が安全です。

なぜなら、召集は強制的な呼び出しを意味するため、ビジネス上のコンテキストでは適切ではない場合があります。

そのため、迷った場合は招集を選択することで間違いを避けることができます。

また一つ勉強になりましたね。

それでは最後までご覧いただき有難う御座いました🎵

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