昨日の夜、仕事から疲れて帰宅し、缶ビールを飲みながらテレビを見てると、頭にチョコレートのパッケージの被り物を被った、一見怪しい青年が映ってたんで、なんだろう?と見てたら、
チョコレートをこれまで計6万色も食べたチョコレートマニアの「ちょこれいじ」さんと紹介されてました。
番組ではその「ちょこれいじ」さんが、バレンタイン直前なので、今年のNo1チョコを決めると言う事でした。
番組で紹介されたチョコと、気になる「ちょこれいじ」さんについて調べてみました。
「ちょこれいじ」はどんな人?
「ちょこれいじ」さんは、本名:野口麗次称 で、自称チョコレートコンシェルジュとしてチョコレートの普及に努めておられます。
本人Twitterより
大学院ではチョコとカカオの研究をしていたそうです。
大学卒業後は大手食品企業に就職しましたが、チョコレートへの熱が収まらず、今年脱サラしたようです。
現在はチョコ普及の為、生産者と消費者の懸け橋となる活動を広げています。
特に「Bean to bar」という豆からこだわったチョコレートを愛しているとの事で、全国のビーントゥバー(クラフトチョコレート)職人に会うために、日本中を車中泊で旅しながら移動販売を行っています。
そのためにクラウドファンディングにて募った資金でチョコレートカーを製作し、現在そのチョコレートカーで生活しながら日本一周中です。(ちなみに現在は大阪にいるようです。
職人が作る本物のチョコレートの価値を広めたい!と まさにチョコレートを愛しすぎた男「ちょこれいじ」さんなのです。
おかげ様でめっちゃ反響もらってます🥺
ありがチョコ!!! pic.twitter.com/ZiprscriUE— ちょこれいじ🍫日本一周旅するチョコ屋 (@chocoreiji) February 3, 2023
「Bean to bar」とは?
Bean(カカオ豆)からBar(板チョコ)までの製造を一貫して行うことから、ビーントゥバーと言います。
ビーントゥバーは豆の選定から発酵、練り上げ及び熟成など非常に沢山の工程があり、長時間をかけて手作業で作られているチョコです。
ビーントゥバーはまだその名前すら世間に認知されておらず、素晴らしい商品なのに多くの人に知られず、理解されていない現状があります。「ちょこれいじ」さんはどうしてもこの現状を変えたかった様で普及活動を広げておられます。
「ちょこれいじ」がおすすめバレンタインチョコベスト5
それでは、チョココンシェルジュの「ちょこれいじ」さんがお薦めするバレンタインチョコのベストファイブを紹介します。
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5位:Sachi Takagi Orange
京都の名店パティスリーのバラの形をしたチョコ。
チョコレート界大注目の若きパティシエ、高木幸世さんがつくる生チョコ。
自家製ビーントゥーバーチョコレートを使用した、プランツベース(植物性)のチョコレートです。生クリームやバターを使用することなく、植物成分だけで瑞々しくも濃厚な味わいを実現。太陽の光をたっぷりと浴びたひまわりのような、明るく陽気な雰囲気をイメージした、瑞々しいオレンジの味わいが特徴です。
4位:ピエールマリコリーニ ヌーヴェルセレクション
世界的に有名な超一流ショコラティエピエールマルコリーニの新作です。
今年のバレンタインコレクションのテーマ「Touching hearts」のモチーフのパッケージに、新作の「レ クール ヌーヴォ」シリーズを6種と、ブランドを代表する赤いハートの「クール フランボワーズ」やこだわりのカカオを使用した「グラン クリュシリーズ」などを詰め合わせたアソートメント。
同社HPより
3位:OKINAWA CACAO 泡盛まるたチョコレート
地元で永く愛される、やんばるの大自然の中にある酒造所「やんばる酒造」のチョコです。
仕込水の湧き出る地「田嘉里」の頭文字を取り、
丸の中に田を入れた記号をつけ、『まるた』という愛称で親しまれてきた泡盛。
そのまるた30度にカカオ豆をじっくり漬け込み、風味をカカオ豆に浸透させましたのが泡盛『まるた』が醸すチョコレートです。
泡盛の風味を華やかにするため、あえてカカオを粗くしています。
滑らかというより、カカオと泡盛を味わうチョコレートという仕上がりです。
このまるたチョコレートは、泡盛との相性がすこぶる良く、お酒のアテにピッタリです。
やんばる酒造 HPより
2位:ジャックラビット ハートタブレット
南アフリカからやって来た超レアな海外のローカルチョコレート「Jack Rabbit(ジャックラビット)」。
20代の女性4人組パティシエがつくっていて、型に絵の具をかけ、
エアブラシでペイント、いちごを詰め、チョコを流し込みつくっているとのこと。
中のジャムは全て手作りというこだわり。
ビター味にフレッシュな酸味のパンチが効いた傑作です。
1位:ドゥブルベ・ボレロ ボンボンショコラ・フリュイ
「ちょこれいじ」さんが選ぶ栄えあるバレンタインチョコ第1位は
滋賀県にある洋菓子専門店「W.ボレロ」(ドゥブルベ・ボレロ)のチョコです。
ショコラ最高峰、フランスのショコラ審査会の「C.C.C(セーセーセー)」で
5年連続金賞を受賞している渡邊雄二さんが作られてます。
生のフルーツでピューレをつくり、40度のブランデーでフルーツの酸味を際立たせるといった拘りのチョコです。
(期間限定品2/7まで受け付け販売で完売になり次第終了)
W.ボレロ HPより
どれも確かに美味しそうですね。
ちなみにバレンタインはいつから始まったのか?は、下記にてご確認下さい
最後に
チョコを愛する男「ちょこれいじ」さんと「ちょこれいじ」さんが選ぶバレンタインチョコベスト5を紹介しました。
最後に「ちょこれいじ」さんの今後の目標についてこちらに記載しておきます。
見た目はふざけてる様に見えましたが、本当にチョコを愛し、チョコにかかわる人までも愛してるのが伝ってきました。
このチョコレートの価値を日本中に伝えて回ろう。
まずはその価値を、魅力をきちんと理解してもらうことが僕の使命です。ビーントゥバーという市場全体を盛り上げて認知を増やすことが、結果として職人の想いを届け、叶えることに繋がると考えています。
さらに大きな使命、それは市場価格を上げて職人とお客様のフェアトレードを実現するということ。ビーントゥバーは原材料にこだわり、カカオ農家の継続的な栽培や、子供の教育を支援するような形で取引をされている方も。さらには、作る工程にも手間暇をかけており、その原価や労働や時間や価値に見合った適正な価格で販売されなければ、職人は早晩疲弊してしまいます。
この価値ある商品が世の中から消えるような事態は、絶対に避けなければならない。ビーントゥバー職人とお客様がともに幸せになれる世界を作る。これが僕の使命です。
クラウドファンディングCAMPFIREページより