「カレー・オブ・ザ・イヤー2024」とは?
「カレー・オブ・ザ・イヤー」は、株式会社カレー総合研究所の代表取締役であり、カレー大學の学長でもある井上岳久氏が、「カレーの日」や商品のPRに尽力するも、カレー業界が盛り上がりに欠けていることを憂い、企画したのが始まりです。
「カレー大学」では、これまで2000人以上の卒業生がカレー業界に貢献しています。
卒業生たちが活躍する中、彼らが推薦するカレー商品が選考委員会によって吟味され、受賞商品が選定されています。
カレー大学とは?
カレー総合研究所とは?
「カレー総合研究所」は、カレーを通した日本全体の食文化、健康食としてカレーの普及による健康面からのアプローチなど、日本総国民が大好物で国民食とまで言われているカレーをさらに盛り上げ、発展させることを目的とします。
社 名 | 株式会社 カレー総合研究所 |
代表取締役 | 井上 岳久 |
所在地 | 〒151-0053 東京都渋谷区代々木2-26-5 バロール代々木512 TEL 03-6276-7266 |
info@currysoken.jp | |
設立 | 2008年6月2日 ※6月2日はカレー記念日 |
事業内容 | カレーを中心とした食の様々なコンサルティングビジネスの展開 ・カレーの商品開発/メニュー開発 ・カレーの飲食プロデュース ・カレーのイベント企画プロデュース ・カレー及び食のまちおこし ・マスコミ向けのカレーの情報提供、番組/雑誌特集企画 ・カレーの料理人・料理研究家の派遣事業 ・カレーの料理教室 ・カレーの講演・講習など |
事業目的 | カレー文化の進歩発展を目指します。そして日本の食文化を豊かにします。 またカレーは体に良いとされるスパイスの集合体であるためカレーを食すことで健康増進に寄与をします。 |
スタッフ (契約を含む) |
事務スタッフ 約10名 コンサルタント 約30名 調査員 約50名 講師教員 約10名 |
ご当地レトルトカレー部門
宮崎牛の贅沢プレミアムカレー」(株式会社IT’S)
【受賞理由】
このカレーは、宮崎の地域活性化を目的に設立された地域ベンチャー企業が初めて開発したものです。
そのため、地域の特産品や名産品を活かした商品づくりに注力しています。
このカレーは、宮崎県が誇る最高級の5等級ランクの宮崎牛を160gも使用し、さらに宮崎特産のマンゴーを隠し味として使用しています。
開発には、専門的な知識を持つ担当者がカレーの名店「デリー」と協力しました。
価格は一個あたり5000円と非常に高価ですが、その高級感と贈答用としての価値が評価され、宮崎県だけでなく広く注目を集めています。
カレー関連商品部門
「インドカレー屋さんの謎ドレッシング」(理研ビタミン株式会社)
【PR】
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【受賞理由】
インドカレー屋さんの定番ランチセットに付いている、オレンジ色で甘いドレッシングを再現した「謎ドレッシング」が注目を浴びています。
この商品は、すりおろし野菜をたっぷり使用しており、業務用1ℓサイズの販売がスタートしました。驚くべきことに、年間販売予定数をたったの3ヶ月で達成し、その後約7ヶ月で予定の10倍の売り上げを記録しました。
この成功により、日本食糧新聞の「業務用加工食品ヒット賞」を受賞しました。
さらに、家庭用190mlサイズも販売され、わずか3ヶ月で70万本を突破するなど、大ヒット商品となっています。
新規事業部門
該当なし
残念ながら受賞者無しの。カレー業界の方頑張ってください!!
企画部門
「安比高原スキー場/カレー店あたご」(株式会社ミート)
【受賞理由】
社会貢献部門
「カレー好き歯医者が作ったこだわり欧風ビーフカレー」(MM歯科・矯正歯科)
【受賞理由】
歯の矯正期間が3年以上かかるため、歯の着色を気にするカレー愛好家は、この期間中カレーを楽しむことができません。そこで、自身もカレー愛好家である歯科医師の真下貴之氏が、私財を投じて研究開発した「こだわり欧風ビーフカレー」が登場しました。このカレーは、矯正用器具に着色しにくいスパイスを使用しており、機能面だけでなく美味しく味わうことができる画期的な商品です。
特別賞(カレー大學健闘)部門
・レトルトカレー「プレミアムレトルトキーマカレー」(SPICECURRY FANFARE)
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【受賞理由】
カレー大学卒の桑迫和弘氏が、西日本最大級のカレーの祭典「第10回カレーEXPO」で総合優勝したメニューを商品化しました。この商品は、スパイスの香り、肉の旨味、ピスタチオや柚子の香りなどが絶妙に配合された逸品であり、関西地方で注目を集めています。
・レトルトカレー「バーモントカレー<甘口・中辛>」(ハウス食品株式会社)
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【受賞理由】
家庭で人気の「バーモントカレー」ブランドが、初のレトルトカレーを発売しました。この商品は、カレー大学卒でメーカーの開発担当者でもある長江隆司氏を中心に開発され、家庭の味わいを電子レンジで温めるだけで楽しめます。発売から10ヶ月で430万袋を販売するなど、大きな注目を集めています。
・カレーメニュー「スパイスクリーム」(沖縄黒糖カレー店あじとや)
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【受賞理由】
カレー大学卒で、沖縄で有名なカレー店を営む永井義人氏が、カレーに使用するスパイスで作った新感覚のアイスクリームを開発しました。
このアイスクリームにはターメリックやカルダモン、多良間の黒糖などのスパイスが使用されており、カレー関連商品として新しいジャンルを開拓しました。
さらに、12種類のスパイスパウダーも用意されており、「追いがけ」で自分の好みに合わせて楽しむことができます。
まとめ
この記事では、2024年1月22日の“カレーの日”に開催された「カレー・オブ・ザ・イヤー2024」について紹介しました。
また、各部門での受賞者とその授賞理由についても紹介しました。
カレーの魅力は、日々進化し変容しているところですね。
その魅力は、新しい味のカレーに果敢にチャレンジする受賞者の方々の真摯な姿勢でもあるのではないでしょうか?
次回の「カレー・オブ・ザ・イヤー」は、1年後に開催予定です。
「スパイス欧風カレー」に続くヒット商品や新たなメニュー開発など、カレー業界の今後の動向に注目が集まりますね。
それでは最後まで見て頂き有難う御座いました🎵