Bloombergによると、米・アップル社が小売りチェーンの拡大と活性化計画に取り組んでいて、中国やその他のアジア地域により深く進出を目指していることが分かりました。
その中で、大阪梅田に「アップルストア」の新店オープンの噂がありますので詳しく紹介していきます。
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2027年までの4年間に53店舗の新規出店・改装を計画
アップル社の事情に詳しい関係者複数によると、情報は非公開だとして匿名を条件に語った内容では、同社は2027年までの4年間に計53店舗の出店・改装を予定してる様です。
その内訳は、アジア太平洋地域に15店舗、欧州・中東に5店舗、米国とカナダに4店舗の新規出店を。また、アジアで6店舗、欧州で9店舗、北米で13店舗の改装または移転を目指しているという事です。
関係者によると、現在検討中か開発中の最も注目すべき新店舗はインドの3カ所と、マレーシアでの同社初の拠点で、さらに、上海の静安寺広場に旗艦店をオープンするとのこと。
これらの情報は未だ社内の計画や提案にとどまってる様で、延期や中止の可能性もあるが、多くの店舗では、アップルが地主とのリース契約を済ますなど、既に手続きが進行している様子。
アップルが小売りでアジアに重点を置く理由は?
アップルは現在、26カ国に520以上の店舗を持っています。その約半分は米国内にありますが、同社の昨年の売り上げ高の約1/3にあたる約1300億ドル(約18兆円)がアジア太平洋地域での売上で、インドなどの国々が今後さらに成長エンジンと台頭してくると予想しています。
そんな理由もあって、アップルは今年4月にインドで初めて出店し、2店舗をオープンしました。
また同社は、年内中に中国温州市のショッピングモールに新店舗をオープンする他、上海の南京東路の旗艦店をリニューアル、韓国では新たに2店舗を追加する予定とのこと。
日本国内での今後の予定は?
日本国内では、24年に大阪梅田のグランフロントに新店舗をオープン予定で、心斎橋の既存店舗を改装する計画の様だ。
03年にアップル日本初の店舗として開設した「銀座店」は建物が取り壊されたため、仮のスペースに昨年移転し、25年の改装オープンを目指しています。
また、今後は横浜の新店舗オープンや、建て替え工事完了後の渋谷マルイへの移転に向けた下準備も進めている様です。