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サクラエビ去年の40倍の大漁で初競り価格下落 近年は何故不漁?

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本格的な春の訪れを告げる駿河湾のサクラエビ漁が解禁され、4月5日朝、静岡市清水区の由比漁港で初競りが行われました。

近年は不漁が続いており関係者も不安だったようですが、今年は近年稀に見る豊漁で初日に約39トンも水揚げされ、昨年の40倍の捕獲量となりました。

1ケース(15キロ)当たりの市場平均取引値は約3万3千円と、昨年春の約8万2千円から大きく価格が下落しました。

関係者は豊漁で喜んでますが、価格が下落するのは・・・と言った感じです。

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サクラエビ何故少なくなったの?

ニュースでは不漁で価格高騰って聞いたけど・・・?

漁場となる駿河湾に流れてくる黒潮には、サクラエビが成長するための温かい海水をこの海域に供給してきました。

漁業関係者からは、この「黒潮の蛇行によって海水が供給されなくなったことが、サクラえびが不漁となっている原因である」と指摘する声が多く挙がっています。

また、駿河湾自体の生物生産力の低下が捕獲量の減少の一因であるとも言われています。

駿河湾ではダムやえん堤などの建設による海岸の砂の減少と、河川から流入する懸濁物質(濁り)の増加、栄養塩類の減少による植物プランクトンの生産力低下などが考えられています。

市場価格はどうなるのか?

大漁なら当たり前に安く買えるのよね?

大漁により初競り価格は御祝儀価格でも昨年の価格から4万円以上安くなってる様です。

競りの価格が安いのでもちろん私たちが直接購入する市場価格も安くはなりますが、これはあくまでも解禁初日の状況だけの事です。

明日以降の水揚げの平均数がどれ位になるのかによって価格は変動します。

安定した水揚げ量があってこそ安定価格となって来るでしょう。

 

 

 

いつまでも同じ時期に旬の物を食べれる幸せが続くように自然とうまく付き合わないと駄目ですね。

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