
神戸・三宮エリアで、大きなまちづくりプロジェクトが動き始めました。
その名前は、
「神戸市役所本庁舎2号館再整備事業」
少し長くて難しく感じる名前ですが、簡単に言うと、
古くなった神戸市役所2号館を建て替えて、市役所・ホテル・商業施設・オフィスをひとつにまとめた新しい建物をつくる計画 です。

そして今回、特に注目されているのが、世界的な高級ホテルブランドである
「コンラッド神戸」の進出です。兵庫県では初めての展開となります。
この記事では、
・神戸市役所2号館再整備事業とは何か
・なぜホテルが入るのか
・神戸の街はどう変わるのか
・完成後に期待される変化
を、難しい言葉をできるだけ使わず解説します。
神戸市役所2号館再整備事業とは?
まず「再整備」とは、
古くなった建物を新しくし、今の時代に合った使い方へ変えること
です。
神戸市役所2号館は、建築から60年以上が経過し、建物の老朽化が進んでいました。
そこで単なる建て替えではなく、「新しい神戸の中心づくり」として再開発が進められることになりました。
今回の特徴は、市役所だけを作るのではなく、民間施設も一緒に整備する点です。
新しい建物の計画をわかりやすく整理
まずは全体像を表で見てみましょう。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 事業名 | 神戸市役所本庁舎2号館再整備事業 |
| 場所 | 神戸市中央区加納町6丁目 |
| 本格着工 | 2026年6月 |
| 完成予定 | 2029年9月 |
| 高さ | 約135m |
| 階数 | 地上29階・地下2階 |
| 建築面積 | 約77,000㎡ |
| 主な施設 | 市役所・ホテル・商業施設・オフィス |
| ホテル | コンラッド神戸 |
高さ135mというと、神戸の街の中でもかなり存在感のある建物になります。
設計監理は、竹中工務店、日建設計のJVで、施工は竹中工務店が担当。
一番の話題「コンラッド神戸」とは?
今回、多くの人が驚いたのが、
ラグジュアリーホテル「コンラッド神戸」の発表です。

コンラッドは世界的ホテルグループ「ヒルトン」の高級ブランドです。
国内では東京、大阪、名古屋、横浜に続く展開で、神戸は国内5か所目、兵庫県では初進出になります。


ホテルのは客室は50㎡を中心とする136室を予定しています。
他にもラウンジ、レストラン、バー、フィットネス、スパ、プールや500㎡にもなる宴会や会議需要にも対応できるスペースも設置予定。
開業は2030年を予定している。
ここで疑問です。
「市役所なのに、なぜホテル?」
そう感じる人もいると思います。
理由は、今のまちづくりが昔と変わってきているからです。
なぜ市役所にホテルやお店を入れるの?
昔の市役所は、
「用事がある人だけが行く場所」
でした。
でも最近は、
「人が集まり、街が元気になる場所」
へ考え方が変わっています。
今回の建物は大きく分けるとこんなイメージです。
| エリア | 役割 |
| 上層階 | ホテル |
| 中層階 | オフィス |
| 下層階 | 商業施設・市民空間 |
| 一部 | 市役所機能 |
つまり、
働く人
観光客
地域の人
が自然に集まる建物になる計画です。
神戸の街はこれでどう変わる?
ここが今回の本当のポイントです。
新しい建物ができる場所は、三宮駅と海側エリアの中間地点にあります。
つまり、
駅から来た人が街を歩き、
ホテルやお店を利用し、
そのまま海側へ移動する。
そんな流れを作る役割があります。
イメージすると、
三宮駅
↓
新市役所・商業施設
↓
旧居留地
↓
ウォーターフロント
という街の回遊が期待されています。
人の流れが変わると、
・飲食店が増える
・買い物客が増える
・働く場所が増える
・観光が活発になる
という効果につながります。
建設面から見た注目ポイント
建築の視点で見ると、この計画は「複数の役割をひとつにまとめる建物」という点が特徴です。
さらに環境への配慮も計画されています。建物全体で高い環境評価を目指し、省エネ性能にも取り組む予定です。

完成後に期待したいこと
もちろん建物を建てれば自動的に成功するわけではありません。
完成後に重要なのは、
「人が使いたくなるか」 です。
ホテルができても、
お店ができても、
街に人が流れなければ意味がありません。
逆に、
行きたくなる場所、
歩きたくなる街、
になれば、神戸全体の魅力はさらに高まります。
まとめ|これは“市役所の建て替え”ではなく神戸の未来づくり
今回の神戸市役所2号館再整備事業は、単なる建て替え工事ではありません。
神戸の中心に、
市役所
ホテル
商業施設
働く場所
を集めた新しい都市づくりです。
最後にポイントを整理します。
✓ 本格着工は2026年6月
✓ 完成予定は2029年9月
✓ 高さ約135m・29階建て
✓ コンラッド神戸が兵庫県初進出
✓ 三宮と海側エリアをつなぐ役割を担う
✓ 神戸の新しいランドマーク候補
2029年、神戸の景色は今とは少し違って見えるかもしれません。
その変化を楽しみに、今後の工事や街の動きにも注目していきたいところです。

