世界22市場アンケート、次に行きたい国は日本が1位!|“選ばれる国・避けられる国”から見える観光業界の未来とは?

世界の観光市場に関する興味深いニュースが発表されました。
それが、日本政府観光局(JNTO)が発表した
「世界22市場の国外旅行者を対象としたアンケート調査結果」です。
この調査では、
・どの国へ旅行したいのか
・旅行先に求めるもの
・旅行中に重視するポイント
・観光地選びの変化
など、世界中の旅行者のリアルな意識が明らかになりました。
そして今回の結果からは、次に行きたい国の1位に日本が選ばれました。
この結果から “これから伸びる観光地” 、“世界旅行市場の大きな変化”
も見えてきています。
今回は、この調査結果をもとに、
✔ 世界の旅行トレンド
✔ 日本観光への影響
✔ インバウンド市場の未来
✔ 今後伸びる観光スタイル
について分かりやすく解説します。
■ 世界22市場調査とは?
今回の調査は、
世界22市場の国外旅行者を対象に行われた国際アンケートです。
・対象地域:韓国、中国、台湾、香港、タイ、シンガポール、マレーシア、インドネ シア、フィリピン、ベトナム、インド、豪州、⽶国、カナダ、メキシコ、英国、フランス、ドイツ、イタリア、スペイン、北欧地域、中東地域
・調査対象︓2020年4月〜2024年調査時点における⾶⾏機を利⽤したレジャー目的の 国外旅⾏経験者
・調査期間︓2024年10〜12月
つまり、“世界の旅行者の本音” が分かる貴重なデータです。
■ コロナ後、旅行者の価値観は大きく変わった
今回の調査で最も注目されたのが 「旅行先選びの価値観変化」 です。
昔は「安さ重視」
以前は、
・航空券の安さ
・ホテル価格
・買い物
を重視する旅行者が多くいました。
今は「体験重視」へ
しかし現在は、“体験型旅行” が急拡大しています。
例えば👇
| 昔の人気要素 | 今の人気要素 |
|---|---|
| ショッピング | 文化体験 |
| ブランド購入 | 地域グルメ |
| 観光名所巡り | 地元交流 |
| 格安旅行 | 特別体験 |
つまり今の旅行者は、
👉「どこへ行ったか」より
👉「そこで何を体験したか」
を重視する時代になっています。

■ 日本は次に行きたい国1位に
今回の調査でも、日本への旅行人気は非常に高水準でした。
調査結果をみると、「今後⾏きたい旅行先」(最大3か国・地域)と「次に⾏きたい旅⾏先」(今後行きたい旅行先のうち1か国・地域)を聞いた項目において、「今後行きたい旅行先」では18市場、「次に行きたい旅行先」では19市場で、日本が1位となりました。
特に評価されたのは👇
■ 日本が評価されるポイント
| 評価項目 | 理由 |
|---|---|
| 食文化 | 和食人気 |
| 安全性 | 治安の良さ |
| 清潔感 | 街の綺麗さ |
| 接客 | おもてなし文化 |
| 交通 | 公共交通の便利さ |
特に近年は、
👉“日本でしかできない体験”
が高く評価されています。
■ 外国人に人気の「日本体験」とは?
■ ① 地方観光
これまでの人気エリアは、
・東京
・大阪
・京都
が中心でした。
しかし現在は、地方都市人気が急上昇しています。
■ 理由は“本物感”
外国人観光客は、
👉「観光地化されすぎていない日本」
を求める傾向が強まっています。
例えば👇
・温泉地
・地方商店街
・田舎体験
・農業体験
などが人気です。
■ ② 食体験
日本旅行で最も人気が高いのが、「食」です。
しかも今は、高級寿司だけではありません。
・居酒屋
・ラーメン
・地方グルメ
・市場体験
など、“リアルな日本食文化” への関心が高まっています。
■ ③ アニメ・サブカル文化
海外では、
・アニメ
・ゲーム
・漫画文化
も非常に人気。
特に若年層では、“聖地巡礼旅行” が増えています。

■ 一方で日本観光の課題も浮上
調査結果では、
日本観光の課題も見えてきました。
① オーバーツーリズム
現在、
・京都
・浅草
・富士山周辺
では、観光客集中問題が深刻化しています。
■ 地域住民との摩擦も
・マナー問題
・交通混雑
・騒音
など、“観光公害” も課題になっています。
② 宿泊費高騰
インバウンド回復により、
・ホテル代
・航空券価格
が上昇。
特に都市部では、「日本旅行が高くなった」という声も増えています。
③ 人手不足
観光業界では現在、深刻な人手不足が続いています。
・ホテル
・飲食店
・交通機関
などで、サービス維持が課題になっています。
■ 今後伸びる観光スタイルとは?
今回の調査から見えてきた、
今後の有望トレンドはこちら👇
① “地方×高付加価値”
今後は、「安い大量観光」より、「高単価・高満足」が重視される時代へ。
■ 例えば人気なのは…
| 人気体験 | 内容 |
|---|---|
| 温泉旅館 | 日本文化体験 |
| 古民家宿泊 | 地方暮らし体験 |
| 農業体験 | 自然との交流 |
| 地域グルメ | ローカル文化 |
② サステナブル観光
最近は、「環境配慮型旅行」も注目されています。
旅行者自身が、
・地域保護
・自然保全
・文化尊重
を重視する時代になっています。
③ “推し活旅行”
近年急拡大しているのが👉「推し活×観光」です。
・アニメ聖地巡礼
・ライブ遠征
・スポーツ観戦旅行
など、“好き”を目的に移動する旅行需要が急成長しています。

■ 日本はこれからどうなる?
今回の調査結果を見る限り、
日本は今後も世界トップクラスの人気観光国であり続ける可能性が高いです。
■ ただし“量”より“質”へ
今後重要なのは、
単純な観光客数ではありません。
✔ 満足度
✔ 地域共存
✔ 高付加価値化
が重要になります。
■ 地方都市にも大きなチャンス
今回の結果で特に重要なのは、👉“地方人気”が高まっている点です。
つまり、
これまで観光地ではなかった地域にも、👉インバウンドチャンス
が広がっています。
■ まとめ|旅行市場は“新時代”へ入った
今回の「世界22市場の国外旅行者アンケート」から見えてきたのは、
👉旅行者の価値観が完全に変わったということです。
これからの時代は、
✔ 安さ
✔ 大量消費
✔ 定番観光地
ではなく、👉“本物体験”が求められる時代。
そして日本は、
・文化
・食
・自然
・地域性
という、世界的にも非常に強い観光資源を持っています。
■ 最後に
もしあなたが、
✔ 旅行好き
✔ インバウンドに興味がある
✔ 地方創生に関心がある
✔ 観光ビジネスを見ている
なら、今回の調査結果は、今後の観光市場を考える上で非常に重要です。
旅行市場は今、“ただ観光する時代”から、“体験し、共感する時代”へ変わろうとしています。
そしてその中心に、「日本らしさ」があるのかもしれません。




