ブロッコリーが農水省の指定野菜に加わります。
農林水産省は2026年度から、ブロッコリーを新たに”指定野菜”に加わえることを発表した事が注目を集めています。
この決定により、ブロッコリーは日本の主要な野菜の1つとして認識され、農業生産や消費促進に向けた支援が強化されることが期待されています。
そのブロッコリーの栄養素はどんなものなのか?また美味しいブロッコリーの選び方、美味しい食べ方について紹介します。
それでは最後まで見た下さいね♪
農水省の指定野菜とは?
2026年度からブロッコリーが指定野菜に追加されますが、指定野菜とは何でしょう?
指定野菜とは、消費量が多い野菜や需要が見込まれる野菜のことを言います。
これらの野菜は、安定した価格で提供され、常に利用可能であるように国によって指定されています。
指定野菜として規定されている品目は、以下の14品目に、2026年度からブロッコリーが追加され15品目となります。
- 葉茎菜類:キャベツ、ほうれん草、レタス、ネギ、玉ねぎ、白菜、ブロッコリー
- 果菜類:きゅうり、ナス、トマト、ピーマン
- 根菜類:大根、ニンジン、里芋、ジャガイモ(馬鈴薯)
ブロッコリーの栄養素は?
ブロッコリーは、ビタミンやミネラル、食物繊維など栄養価の高い野菜として知られています。
特に、抗酸化作用のあるビタミンCやβ-カロテン、ポリフェノールを豊富に含み、免疫力の向上や生活習慣病の予防に役立つとされています。
また、がん予防効果や消化器官の健康維持にも効果があるとされ、健康に役立つ栄養素が豊富に含まれています。
気になる効能があれば積極的に食事に取り入れてみましょう!
βカロテン: βカロテンには、活性酸素の発生を抑え、取り除く働きがあります。そのため、動脈硬化や免疫力の低下を防ぐ効果が期待されます。また、体内でビタミンAに変わることで、皮膚や粘膜の健康を維持する役割も果たします。
ビタミンC: ビタミンCは、コラーゲンの合成に関わり、血管や筋肉、皮膚を健康に保つ効果があります。また、抗酸化作用を持つため、免疫力の低下を防いでくれます。
食物繊維: ブロッコリーに含まれる食物繊維は、腸内環境を整える働きがあります。また、脂質・糖・ナトリウムなどを体外に排出してくれるため、肥満や高血圧などの生活習慣病の予防にも効果が期待できます。
美味しいブロッコリー選び方
おいしいブロッコリーを選ぶポイントはいくつかあります。以下でそれぞれのポイントを解説しますので、ぜひ参考にしてみてください。
- つぼみの状態を確認する: ブロッコリーのつぼみは密集していて、かたく締まっているものを選びましょう。つぼみがきちんと詰まっていると、新鮮で食感も良いです。また、全体的に濃い緑色のものを選ぶと、より新鮮なブロッコリーを手に入れることができます。
- 茎の状態を確認する: ブロッコリーの茎はしっかりと太く、ツヤがあるものがおいしいです。茎に傷がないかどうか、また変色していないかをチェックしましょう。茎の状態が良いものほど、食べごろのブロッコリーと言えます。
- 切り口の状態を確認する: ブロッコリーの切り口がみずみずしく、黒ずんでいないかを確認しましょう。また、「す」と呼ばれる亀裂が入っていないかも大切です。これらのチェックをすることで、新鮮でおいしいブロッコリーを選ぶことができます。
これらのポイントに注意して、美味しいブロッコリーを手に入れてくださいね!
ブロッコリーの美味しい食べ方
ブロッコリーは健康に良いだけでなく、さまざまな料理に活用できる万能な野菜です。ここでは、生産者おすすめのブロッコリーの食べ方をいくつか紹介します。
・蒸し野菜として: ブロッコリーを蒸してシンプルに調理する方法です。蒸したブロッコリーはシャキッとした食感が残り、栄養価も保たれます。蒸し器や鍋を使って蒸し、塩やオリーブオイルなどで味付けしても美味です。
・サラダに: 生のブロッコリーをサラダに加えると、爽やかな味わいが楽しめます。茹でたり蒸したブロッコリーを使ったサラダに、トマトやキュウリ、アボカドなどの野菜を加え、ドレッシングで味付けすると美味しいです。
・スープやポタージュに: ブロッコリーを使ったスープやポタージュは、食欲をそそる香りとクリーミーな味わいが特徴です。茹でたブロッコリーを牛乳やコンソメと一緒にミキサーにかけ、塩やこしょうで味を調えれば完成です。
・揚げ物や煮物に: ブロッコリーは天ぷらなど、油との相性もばっちりです。香ばしい風味とシャキッとした食感が楽しめます。煮物にする場合は、鶏がらや昆布でとった出汁で煮ると旨みが引き立ちますよ。
・ソテーや焼き野菜として: ブロッコリーをソテーしたり、オーブンで焼いたりすると、香ばしさと甘みが増します。オリーブオイルやバターを使って炒め、塩やこしょうで味付けすると、素材の味を引き立てます。
これらの食べ方を参考に、ブロッコリーをおいしく楽しんでください。
まとめ
ブロッコリーが農林水産省の指定野菜に加わることで、その健康効果や消費促進が期待されます。
指定野菜制度の下、安心・安全な野菜の供給が継続され、生産者と消費者の双方にとってポジティブな影響がもたらされることでしょう。